(MC714186) カスタム スクリプトのブロックによる影響について

この投稿では、Microsoft 365 管理センターのメッセージ センターに MC714186 として掲載されている、SharePoint Online のカスタム スクリプトの無効化について記載します。
多くの場合はカスタム スクリプトのブロックによる既存スクリプトへの影響はありませんが、特定の SharePoint Framework ソリューション(requiresCustomScript プロパティが True に設定されたソリューション)をご利用の場合は、影響を受ける可能性がありますのでご確認ください。
※カスタム スクリプトのブロックに関する最新の情報は、メッセージ センターにて MC714186 をご確認ください。

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Windows 365 カスタム イメージの作成方法

Windows 365 の過去のサポート ブログ記事は、こちらからご覧ください。

本記事では、Windows 365 クラウド PC のカスタム イメージ作成方法について記載します。
Windows 365 では、イメージを作成してカスタム イメージとして Intune にアップロードし、クラウド PC のプロビジョニングに使用することが可能です。イメージ元には、Azure Virtual Machine (以下、Azure VM) または Hyper-V 上の仮想マシンを使用します。

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MSOnline モジュールの廃止に伴う SharePoint アドインへの影響について

この投稿では、MSOnline モジュールの廃止に伴う SharePoint アドインへの影響について記載します。多くの場合は代替コマンドでご対応いただくことが出来ますが、特定の運用方法をご利用の場合(特にアプリケーション プロバイダーとして複数テナントにストアを介さずに SharePoint アドインを配布している場合)は、ご自身のアドインが影響を受けないか今一度ご確認ください。 ※ 2023 年 6 月 29 日 更新MS Online モジュールの非推奨の期限が 2024 年 3 月 30 日 に延期されました。詳細につきましては、Azure Active Directory Identity Blog で公開された Important: Azure AD Graph Retirement and Powershell Module Deprecation をご確認くださいますようお...

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構成キャッシュの再作成 (SharePoint Server)

本投稿は、以前の SharePoint サポート フォーラムの投稿 を元に、内容を一部加筆・修正したものとなります。 本投稿は、オンプレミスの SharePoint Server 2013, SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019, SharePoint Server Subscription Edition に適用されます。Microsoft 365 の SharePoint Online には適用されませんので、ご注意ください。 SharePoint Server では、パフォーマンスの観点から、SharePoint の構成データベース (SharePoint_Config) のデータの大部分を、SharePoint サーバー上のローカルのファイル システム内に XML ファイルとしてキャッシュ (構成キャッシュ) を保持し...

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SharePoint Online 管理シェルは SharePoint Online Client Components SDK がインストールされた端末で使用できません

SharePoint Online 管理シェル (SharePoint Online Management Shell) と SharePoint Client Component SDK を同じ端末上にインストールした場合、SharePoint Online 管理シェルの起動時にモジュールの読み込みに失敗し、エラーが発生します。 このエラーは、Windows PowerShell 上で “Microsoft.Online.SharePoint.PowerShell” モジュールを指定してインポートした場合にも同様に発生します。 <エラー メッセージの抜粋> 12345678Import-Module : Could not load type 'Microsoft.SharePoint.Client.Publishing.PortalLaunch.PortalL...

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TLS 1.0 や 1.1 廃止による TokenHelper アプリ専用トークン取得動作への影響について

Microsoft 365 においては、メッセージ センターや各公開情報に記載の通り、TLS 1.0 と 1.1 を廃止し、新しい暗号化技術を基準とすることで、お客様データのセキュリティ保護を向上する動きを拡大しております。全世界のお客様を想定すると一部に限定されることを想定してはおりますが、特に旧バージョンのオペレーティング システムや .NET Framework (4.5 以下) 基盤をご利用の場合は、ご自身のシステムが影響を受けないか今一度ご確認ください。 一般的な HTTPS 通信においては、トランスポート層において TLS プロトコルはクライアントとサーバーで対応バージョン等の情報を交換し、ハンドシェイクを実施します。該当処理の確立後は、当該暗号化技術の上で上位層 (アプリケーション層を含む) の通信を開始していく流れです。TLS 1.0 や 1.1 が廃止が適応されると、クラ...

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Power Automate で SharePoint リスト アイテムに対して個別のアクセス権を付与する方法

今回の投稿では、SharePoint Online における SharePoint 2010 形式ワークフローの廃止 (MC217999) に際して、移行先となる Power Automate を簡単に紹介します。 移行プロジェクトにおいて、最も技術的な懸案事項に指定されているものに、個別アクセス権の付与が数多く上げられております。アイテムごとにアクセス権を付与する運用は、パフォーマンスを考慮した場合は得策ではありません。しかしながら、多くのユーザーが SharePoint 2010 形式ワークフローを利用する一つの根強い理由として挙げられているため、ここに Power Automate による回避策を記載します。 なお、前提として SharePoint の制限 には、リストまたはライブラリ内のアイテムに対する固有の権限は 5,000 までと指定されております。そのため、固有のアクセス権を...

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Power Automate で簡単な承認フローを作成する

今回の投稿では、SharePoint Online における SharePoint 2010 形式ワークフローの廃止 (MC217999) に際して、移行先となる Power Automate を簡単に紹介します。 これまで移行先の Power Automate の採用を決定できない一つの要因に、Power Automate に慣れていないことが挙げられていることがあると思います。Power Automate の承認ワークフローを作成する方法は、様々な方々がすでに画面付きで手順を公開しておりますので、新たに作成する方法はないかと当初は考えました。しかしながら、初学の場合においては資料との相性等もあるかと思いますので、少しでも参考資料の選択肢が多い方がいいと思います。 そこで、本投稿でも手順を紹介します。現行バージョンの Power Automate でのご説明になりますが高度なものは作成せ...

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SharePoint Modernization Scanner を使用して、移行対象のワークフローを抽出する

今回の投稿では、SharePoint Online における SharePoint 2010 形式ワークフローの廃止 (MC217999) に際しての計画段階において、移行対象のワークフローを抽出する方法を詳細に記載します。 そのためのツールとして、SharePoint Modernization Scanner (SharePoint モダン化スキャナー) が公開されています。 最初に、移行する SharePoint 2010 形式ワークフローの全体像をつかむことは必須の作業となります。これをもとに、技術的な課題項目を整理したり、工数を見積もるという作業が派生してくると思います。本投稿では、できる限りスムーズに移行検討作業に移れるよう、現バージョンの SharePoint モダン化スキャナーによる操作イメージを画面付きで紹介します。 1. 最初に下記サイトからツールをダウンロードします。...

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HTTP 調整のリトライロジックのテスト方法

背景HTTP 調整リトライ ロジックを実装した際に、特に弊社公開記事に記載されたカスタムコードを変更している場合は、論理テストを実施していただく必要があります。 残念ながら、SharePoint Online に対して明示的に調整を発生させることはできないため、現実的なシナリオに即したテストなどを実施することはできません。テストのためにクラウド側に不要な負荷をかけることも適切ではない行動となります。そのため、基本的には論理テストを実施し、様々な想定シナリオに対するロジック テストをパスした後で、テスト済みのコードをマスターに組み込むという方法が現実的です。 今回の記事では、その疑似的な論理テストを実施する方法の 1 つをご紹介します。 対処策Fiddler の AutoResponder を使用して、CSOM などの通信に対して、任意の HTTP 応答を返して動作検証する方法があります。 ...

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